コース: データ視覚化入門

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データ視覚化とは

データ視覚化とは

データ視覚化の定義は簡単です。 「データ」と「視覚化」という 言葉からわかるとおり、 視覚的に表現したデータのことです。 単純でわかりやすいですが、 曖昧でもあります。 曖昧ゆえにチャートやグラフだけでなく、 データのあらゆる視覚表現が 対象となります。 それは写真かもしれませんし、 人々の挙手かもしれません。 壁のマークや 積まれた石、絵画や彫刻なども 考えられます。 データの理解に役立つ視覚表現なら、 それはデータ視覚化にほかなりません。 さて、このコースでは、企業や政府、 非営利団体などのデータ共有で よく使われるチャートと グラフに焦点を当てます。 とはいえ、データによっては 別の手法の方が その意味を伝えやすいこともあるので、 その点も適宜解説します。 もうひとつ意識してほしい 重要な考え方があります。 それは、チャートはデータではなく、 表現であるということです。 微妙な違いですが、 少し掘り下げてみましょう。 鏡を見るとき、 あなたは自分そのものではなく、 あなたの表象を見ています。 イラストも何かを表現したものです。 正確さに差はあっても、 どちらも効果的な手段になりえます。 チャートは鏡の像のようにすることも、 イラストのようにすることもできますが、 いずれにしてもデータそのものでは ありません。 チャートはデータを表現したものであり、 その唯一の目的は読み手に見てもらい、 データについて理解してもらうことです。 チャートとデータを分けて考えることで、 チャートの表現の幅を 広げることができます。 そして、チャートを作るための データ分析だけでなく、 チャートそのものにも 時間と注意を払う価値があることに 気づくことができるでしょう。

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